エフテックは自動車の”走る”、”止まる”、”曲がる”を支える足回り部品を製造しています。車の基本機能を支えるだけでなく車の乗り心地や操縦性などにも影響を与える重要保安部品です。
エフテックの製品は自社で「設計・開発」を行い、
「プレス」・「溶接」・「塗装」・「組立」の一貫加工体制で製造されています。
こちらのページではエフテックの製造過程を動画と文章でご説明いたします。
エフテックで作られる足回り部品の製造工程をご紹介します。
エフテックは自動車の”走る”、”止まる”、”曲がる”を支える足回り部品を製造しています。車の基本機能を支えるだけでなく車の乗り心地や操縦性などにも影響を与える重要保安部品です。
エフテックの製品は自社で「設計・開発」を行い、
「プレス」・「溶接」・「塗装」・「組立」の一貫加工体制で製造されています。
こちらのページではエフテックの製造過程を動画と文章でご説明いたします。
「プレス」とは、「金型」と呼ばれるものを板金に押しつけ、穴をあけたり曲げたり凹ませたりする機械加工の事です。
部品の材料となるコイルは、鉄の板が巻かれているもので、トイレットペーパーのような形で運ばれてきます。コイルはクレーンで運ばれて、セットされます。セットされたコイルから、必要な大きさの鉄板をカットし、その鉄板に何度かプレス機で圧力をかけると、クルマの部品の形になります。部品の形になった鉄板は、余分な部分がカットされたり穴が空けられたりしてクルマの部品として完成します。
当社では何百・何千トンもの力でプレス加工を行なっています。最大級のプレス機は家一軒ほどの大きさがあります。久喜事業所内にはFUT-1プレス機とハイドロフォーム用があります。
「溶接」とは、金属の接合で、その部位を溶かしてつなぎ合わせる加工です。電気溶接、ガス溶接などがありますが、当社の溶接加工はすべて電気溶接です。
当社の行なっている溶接加工には、線状に加工する「アーク溶接」という加工方法と、点状に加工する「スポット溶接」という加工方法があります。
「アーク溶接」は電気を放電させバチバチと激しい光線を発しながら加工します。「スポット溶接」は電極棒に瞬間的に強い電流を流して加工します。
溶接(特にアーク溶接)は高熱と強い光線・金属蒸気を発生します。このため、当社工場の溶接加工の多くは人間に代わりロボットが作業を行なっています。
エフテックの製品の多くはクルマの外側で使いますが、鉄でできているのでそのままでは錆びてしまいます。そこで「カチオン電着塗装」という塗装をして部品を保護します。
「カチオン電着塗装」とは金属の塗装方法の1つです。部品に電流をかけて塗料にカチオン(陽イオン)反応という電気的化学反応を発生させ、均一ではがれにくく密着性の高い塗膜を形成します。部品は長い移載コンベアに載せられ、約3時間掛けて塗装されます。
ペダル類は「ブラケット」というコの字形の車体取付け金具に、「アーム」という足で踏まれ前後に動く部品をボルト等で組付けて作ります。
マウント部品やサスペンション部品は、タイヤや路面からの振動を車体に伝達しない様に、その連結部に「ブッシュ」というゴム部品を組付けます。
この様な「組立」加工を行ない、エフテック製品は完成します。
詳しい製品の説明については(株)エフテックホームページをご覧ください。