エフテックの4つの強みをご紹介します。
エフテックは時代の最先端をいくツールを活用し、常にお客様の二―ズに対応した新技術や開発を日々提案しています。
商品設計部門では最新のソフト導入により最適な基本構造を瞬時に求めるとともに、実力のある設計スタッフが「つくりやすさ」にこだわって商品設計の精度向上に取組んでいます。
その後設計したデータをCAE解析によって検証し、より最適な製品構造を導き出します。
解析が終了したら実際に試作をし、実車を想定した装置等で試験を行います。これらを繰り返し、他メーカーと一線を画した商品提案を行っております。
エフテックはお客様に納入する製品を自社で設計開発し、自社で生産をしています。自動車メーカーが足回り部品を内製で行っていたり、開発のみを請け負っている会社もありますが、当社では製品の企画開発から量産まで、全工程を独自の一貫加工体制で行っています。
ハイドロフォームとは、求める断面形状の型にパイプを入れパイプ内部に液圧をかけ成形する加工法です。特徴としては、強度と精度の向上を図れる、一体成形による部品数の削減できる、複数の部品にそれぞれ対応する金型が不要なので投資が少なく加工費が安価になるといった特徴があります。
FSWはツールの回転で摩擦熱を起こして(部材を軟化させ、それを撹拌(塑性流動化)して)接合する溶接とは全く異なる接合方法です。ツールが回転するだけなので、強い光や大量の煙、ガスなどが発生せず、環境への負荷が極めて少ないのが特徴です。電力もモーターの駆動に消費するだけで、省エネという点からも環境に優しい技術といえます。
また、FSWによってアルミ・鉄といった異なる素材を接合することが可能となりました。
お客様の海外進出に伴いエフテックは1986年にカナダに進出、現在は北米とアジアを中心に18拠点進出しております。最近では海外自動車メーカー向けビジネスを拡大させるためにインドに進出するなど益々グローバル化を進めています。
研究開発拠点も国内だけではなく、アメリカ・フィリピン・中国に進出。各々役割分担をしております。各拠点との時差、そしてフィリピンR&Dにおける2シフト勤務体制により、世界24時間体制によるグローバルなR&D体制を確立。圧倒的なスピードとコスト力で世界の市場に対応しております。
社会を、そしてビジネスを動かすのは人です。先程紹介した「研究開発力」、「生産技術力」、「国際対応力」といった強みを支えているのは人間力です。経営理念の一つである「人間尊重」に基づいて、人材の育成に積極的に取り組んできました。例えば海外語学研修制度を設け将来グローバルで活躍が期待される社員の育成を行ったり、早ければ入社2~3年目で海外出張・20代で海外駐在を任せる等、チャレンジ精神を搔きたてるような人材活用に力を注いでいます。一人ひとりのチャレンジ精神・人間力が新たな領域へ踏み出す大きな力になっているのです。